痛いところだけを見ない整体|外反母趾と膝の痛みから考える身体のつながり【町田の足整体】

痛い場所だけでなく身体全体のつながりを見ることをイメージした足元のイラスト
痛い場所だけを見るのではなく、身体全体のつながりから負担のかかり方を考える。

「膝の内側が痛いんです」

そう言って来られた方の足を見てみると、外反母趾がある。

また、

「外反母趾が気になっていて、最近は膝も痛くなってきました」

という方もいます。

このような場合、外反母趾と膝の痛みを、それぞれ別の問題として考えることもできます。

でも、身体全体を見ていくと、いくつかの症状が同じような身体の使い方から生まれているように見えることがあります。

足整体・町田で私が大切にしているのは、痛いところだけを見るのではなく、

「なぜ、そこに負担が集まっているのだろう?」

という視点で身体を見ることです。

痛い場所と、施術する箇所は同じとは限らない

これまで身体を見てきた中で、実際にこんなケースがありました。

首の痛みを訴えていた方の背中を施術したところ、首の状態に変化が見られたことがあります。

また、肘の痛みを訴えていた方では、肩関節を施術することで、肘の状態に変化が見られたこともあります。

もちろん、

「首が痛ければ背中を施術する」

「肘が痛ければ肩を施術する」

ということではありません。

あくまでも、その方の身体を見たうえで、実際にそういうケースがあったということです。

人の身体は、それぞれの部分が完全に独立しているわけではありません。

ある場所の動きや負担のかかり方が変われば、別の場所にかかる負担が変わることもあります。

だから私は、痛みのある場所を確認しながらも、

「どこに施術の核心があるのだろうか?」

と、一度立ち止まって考えるようにしています。

そして、その場所に負担が集まっている理由を、身体全体から探していきます。

外反母趾と膝の内側の痛み

足のことで考えてみましょう。

外反母趾があり、同時に膝の内側にも痛みがある方がいます。

こうした場合、私はまず、立ったときや歩いたときに、

「足のどこに重さがかかっているのか」

を見ていきます。

例えば、足の内側に重さが偏っている場合。

その状態で立ったり歩いたりすることを繰り返していれば、足の内側に負担が集まりやすくなります。

外反母趾のある部分にも負担がかかりやすくなりますし、膝についても内側への負担が気になる場合があります。

もちろん、外反母趾や膝の痛みにはさまざまな要因があります。

ですから、足の内側に重さが偏っていることだけで、すべてを説明できるわけではありません。

ただ、外反母趾があるからといって、外反母趾という形だけを見ているわけではありません。

「この方は、どのように足を使っているのだろう?」

というところまで見ていきます。

外反母趾のある足と膝の内側への負担をイメージした女性の下半身のイラスト。

外反母趾を見ながら、膝の方向も見る

外反母趾がある方の場合、足の形だけを整えようとするのではなく、立ったときや歩いたときに膝がどちらを向いているのかも確認します。

足と膝は、歩くときにも一緒に動いています。

そのため、足にかかる重さの偏りを見ていくときには、足だけでなく、膝の方向や、その上にある股関節、身体全体の動きも見ていく必要があります。

例えば、足の内側に重さが偏っているのであれば、

「外反母趾だから親指をどうにかする」

だけではなく、

「なぜ、内側に重さが集まっているのだろう?」

と考えてみる。

膝の向きや股関節の動きなども見ながら、身体全体の重さのかかり方を変えていく。

私はそこを大切にしています。

足の一部分だけに頼らない

では、足にどのように重さがかかるとよいのでしょうか。

私が大切にしているのが、かかとと5本の足指を合わせた6つの接地点です。

「足裏に満遍なく体重をかける」と言うと、足裏のすべてを同じ強さで踏むように感じるかもしれません。

そういう意味ではありません。

大切なのは、一部分だけに頼りすぎないこと。

かかとと5本の足指が、それぞれ必要なときに働ける状態をつくり、足全体で地面と関わっていくことです。

これは、前回のブログで書いた「足指は開いているのがいい、というわけではありません」という話にもつながります。

足指も、ただ開いていればいいわけではありません。

必要なときには開くことができ、必要なときにはまとまって働ける。

形だけを見るのではなく、「その足がどう働いているのか」を見ることが大切だと私は考えています。

外反母趾の「形」だけを見ない

外反母趾があると、

「親指をまっすぐにしたい」

「出っ張りをどうにかしたい」

と、その形に目が向きやすくなります。

もちろん、気になる部分ですから、そこを見ることは大切です。

ただ、私はそれだけではなく、

「今、この足にはどんなふうに重さがかかっているのか」

にも目を向けます。

外反母趾という形がある。

その形に、どのような負担がかかっているのか。

その負担は、足だけの問題なのか。

膝や股関節、身体の動きとも関係しているのか。

そうやって見ていくと、施術する箇所も変わってくることがあります。

痛みの場所だけではなく、身体全体を見る

整体では、「痛いところを施術してもらう」というイメージがあるかもしれません。

もちろん、痛みのある場所を確認することは大切です。

でも、実際に身体を見ていると、痛い場所と施術する箇所が同じとは限りません。

今回お話しした首や肘のケースも、あくまで私が実際に経験した一部のケースです。

人によって身体の状態は違います。

だからこそ、

「ここが痛いから、ここを施術する」

だけではなく、

「なぜ、そこに負担が集まったのだろう?」

という視点を持つことが大切だと考えています。

足整体・町田では、足だけを切り離して見るのではなく、足を身体と地面との接点として考えています。

足の接地。

立ち方。

膝の方向。

股関節の動き。

そして歩き方。

身体全体のつながりを見ながら、その方にとって無理のない変化を一緒に探していきます。

痛いところだけを見るのではなく、

「なぜ、そこに負担が集まったのか」

を見る。

それが、私が考える「足から身体を見る」ということの一つです。

外反母趾や膝の痛みなど、足に関するお悩みがある方も、一度ご自身の足の「形」だけではなく、「重さのかかり方」に目を向けてみてください。

いつもの身体の見え方が、少し変わるかもしれません。

~足よろこぶ整体院~ 足整体・町田

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