膝が痛くなった時、多くの方は整形外科を受診されます。
レントゲンやMRIを撮影し、
「変形性膝関節症ですね」
「半月板が傷んでいますね」
と言われた経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
実際、画像検査はとても大切です。
骨折や腫瘍、感染症など重篤な病気が隠れていないかを確認するためにも欠かせません。
しかし一方で、
画像に映っているものと、実際に感じている症状が必ずしも一致するとは限らないことも知られています。
例えば、腰椎椎間板ヘルニアが画像上あっても痛みのない方は珍しくありません。
逆に、強い痛みがあるにもかかわらず、画像では大きな異常が見つからない方もいらっしゃいます。
つまり、
「構造の変化」と「実際の痛みや不調」は、必ずしもイコールではないということです。
変形性膝関節症・半月板損傷で膝に水が溜まっていた方の改善事例
先日ご来院された方は、MRIの検査で以下のような診断を受けていました。
・変形性膝関節症
・半月板変性断裂
・関節軟骨損傷
・膝関節の水腫(膝に水が溜まる状態)
などです。

検査結果だけを見ると、
「膝の状態はかなり悪いのでは?」
と感じる方もいるかもしれません。
しかし実際には、この方は施術や身体の使い方を見直していく中で、
「膝に水が溜まらなくなった」
という変化を感じておられました。

もちろん、
MRIの所見そのものが消えたという話ではありません。
半月板が元通りになったとか、変形がなくなったということでもありません。
ですが、
日常生活で感じる困りごとが軽減したことは事実です。
身体の使い方という視点
私が普段みているのは、膝そのものだけではありません。
足裏の接地。
重心の位置。
身体全体のバランス。
どこに重さが乗っているのか。
どこが頑張りすぎているのか。
そういった部分を確認しています。
例えば、
膝が悪いから痛いのではなく、
膝が頑張らなければ立てない状態になっていることがあります。
足裏で支えられていない。
重心が偏っている。
身体を固めて動いている。
すると膝は本来以上の仕事を引き受けることになります。
結果として、
痛みや違和感につながることもあります。
もちろん、すべての膝痛がこれで説明できるわけではありません。
しかし、
身体の使い方を見直すことで楽になる方がいらっしゃるのも事実です。
画像には映らないもの
MRIはとても優れた検査です。
軟骨や半月板、靭帯などの状態を詳しく確認できます。
しかし、
画像には映らないものもあります。

それが、
「どのように立っているか」
「どのように歩いているか」
「どこに重さが乗っているか」
という部分です。
同じ変形性膝関節症でも、
元気に旅行へ行ける方もいれば、
少し歩くだけでつらい方もいます。
同じような画像所見でも、
症状には大きな差があります。
その違いの一つとして、
身体の使い方が関係している可能性があります。
医療と身体の使い方は対立するものではない
時々、
「病院ではこう言われたけど、整体では違うことを言われた」
というお話を聞くことがあります。
私は医療と整体が対立するものだとは考えていません。
画像検査によって身体の状態を知ることはとても大切です。
その上で、
身体の使い方という別の視点から見てみる。
そうすることで、
日常生活を楽にするヒントが見つかることもあります。
画像に異常があるから何もできない。
変形しているからもう仕方ない。
そう考える前に、
今の身体の使い方を見直してみる価値はあるかもしれません。
構造を見る視点。
使い方を見る視点。
その両方が揃った時、
身体は思った以上に変化する可能性があります。
膝の痛みや違和感でお悩みの方は、
膝だけでなく、足元や重心の位置にも目を向けてみてください。
~足よろこぶ整体院~
足整体・町田
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