
こんにちは。足整体・町田の山本です。
「姿勢を良くしよう」として、胸を張るように意識している方は多いかもしれません。
しかし実際には、
・胸を張る
・背筋を伸ばす
・肩を引く
といったことを頑張るほど、逆に疲れてしまう方も少なくありません。
当院でも、
「良い姿勢を意識すると疲れる」
「すぐ肩や腰がつらくなる」
「頑張っても結局戻ってしまう」
というご相談はよくあります。
では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
今回は、“姿勢そのもの”よりも大切な「重さの乗る位置」についてお話します。
■ 身体には「重心」と「重さ」があります
まず、当院では「重心」と「重さ」を分けて考えています。
重心とは、身体の中心のことです。
例えば立っている時は、おへその少し下(いわゆる丹田のあたり)に重心があります。
一方、座っている時は、胸骨のあたりへ重心位置が変化します。
つまり重心というのは、姿勢や状態によって変化するものです。
それに対して「重さ」は、実際に身体の重みがどこへかかっているかです。
立っている時であれば、足裏のどこへ体重が乗っているか、ということになります。
■ 多くの方は「かかと側」に偏っています

実際に立ち方を見ていると、多くの方はかかと側へ比重が偏っています。
すると、本来使えるはずの足裏全体がうまく使えなくなります。
人は、足裏で身体を支えています。
つまり足裏は、身体を支える“基底面”です。
しかし、かかと側ばかり使っていると、特に足指側が十分に働かなくなります。
すると身体はバランスを取るために、頭が前へ行きやすくなります。
■ 頭が前へ行くと、背中は丸くなりやすい
頭は意外と重たく、体重の約10%ほどあるとも言われています。
その頭が前へ行くと、首や肩、背中への負担は大きくなります。
また、身体は前へ倒れないように無意識にバランスを取ろうとします。
その結果、
・背中が丸くなる
・首や肩が緊張する
・腰が疲れやすくなる
といった状態につながることがあります。
■ 胸だけ張っても変わらない理由
ここで、「姿勢を良くしよう」と胸だけ張ろうとするとどうなるでしょうか。
足元が変わっていない状態で胸だけを起こそうとすると、身体は安定しません。
そのため、
・背中に力が入る
・腰が反る
・呼吸が浅くなる
・頑張って支える姿勢になる
ということが起こります。
つまり、“姿勢を作る”こと自体が負担になってしまうのです。
■ 足指側へ重さが乗ると身体は変わります
逆に、足裏、特に足指側にも適度に重さが乗るようになると、身体は真ん中で支えやすくなります。
ここで大切なのは、「つま先立ちになる」という意味ではありません。
かかとだけでもなく、つま先だけでもなく、
足裏全体に均等に重さが乗ること
が大切です。
指先が使えるようになることで、基底面を広く使えるようになります。
すると身体は無理に頑張らなくても安定しやすくなり、結果として胸も自然に上がりやすくなります。
■ 人は立っている間もずっと揺れています
以前の記事でも書きましたが、人は立っている間も完全に静止しているわけではありません。
実際には、わずかに揺れながらバランスを取っています。
足裏では常に地面からの情報を受け取り、筋肉や神経が無意識に微調整を行っています。
つまり、良い立ち方とは、
「固めて止まること」
ではなく、
必要に応じて調整できる状態
とも言えます。
そのため、無理に胸を張って固めるよりも、まずは足裏全体で均等に立てることの方が大切なのです。
■ 姿勢は“結果として変わる”もの
姿勢を良くしようとして、一生懸命形を作ろうとしている方は少なくありません。
しかし実際には、
・どこに重さが乗っているか
・足裏をどう使えているか
・身体が真ん中で支えられているか
によって、姿勢は変わってきます。
外側の形を無理に変えることではなく、
足裏への荷重や身体の内側の状態が変わった結果として変わるのです。
つまり姿勢とは、“無理に作るもの”というより、
身体の使われ方の結果として現れるもの
なのかもしれません。
町田周辺で、
「姿勢を意識すると疲れる」
「胸を張ると逆につらい」
「立っているだけで疲れやすい」
という方は、一度足元から身体を見直してみるのもおすすめです。
~足よろこぶ整体院~
足整体・町田
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