
私は施術中によく、
「真ん中に立ちましょう。」
とお伝えします。
初めて聞かれた方は、「真ん中って何ですか?」と思われるかもしれません。
足の真ん中でしょうか。
身体の真ん中でしょうか。
もちろん、それも大切です。
でも私がお伝えしたい「真ん中」は、それだけではありません。
もっと広い意味があります。
真ん中とは、どこにも寄りかかり過ぎないこと
私が考える「真ん中」とは、
何か一つに依存し過ぎない状態です。
例えば、
「この靴さえ履けば大丈夫。」
「このインソールさえあれば安心。」
「この整体へ通い続ければ治る。」
「この薬だけが頼り。」
そう考えてしまうことは、誰にでもあります。
もちろん、それらは決して悪いものではありません。
医師の診察も、薬も、整体も、インソールも、靴も、それぞれに大切な役割があります。
私自身も、必要だと判断した場合は医療機関の受診をおすすめしますし、インソールや靴が必要な方もいらっしゃいます。
ただ、それらは「頼るもの」ではなく、「必要なときに活用するもの」だと考えています。
本当に目指したいのは、
最終的には自分の足で立てること。
それが、私の考える「真ん中」です。
身体にも「真ん中」があります
身体も同じです。
私は足整体・町田で、「6点接地(5本の足指先とかかと)」を大切にしています。
足裏全体で自然に身体を支えられるようになると、一部分だけで踏ん張ることが減り、余計な力みが少しずつ抜けていきます。
ここでいう「真ん中に立つ」とは、微動だにしないことではありません。
武術には「居付く」という言葉があります。
一つの場所や姿勢に固まってしまい、次の動きへ移れなくなっている状態です。
反対に、居付いていない身体は、わずかに揺らぎながらバランスを取り続けています。
だから前にも後ろにも、右にも左にも自然に動くことができます。
つまり、真ん中とは「止まっている状態」ではなく、どの方向にも自然に動き出せる状態なのです。
私は、その土台を足裏から整えていきたいと考えています。
心も身体も、お互いに影響し合っています
施術をしていると、不安が強い時ほど身体が固くなっている方を多く見かけます。
肩に力が入り、呼吸が浅くなり、足裏では必要以上に踏ん張っている。
その結果、身体は動きにくくなり、「もっと何か良い方法があるのではないか」と、次々に答えを探し続けてしまうことがあります。
私は、そのお気持ちもよく分かります。
身体がつらければ、不安になるのは自然なことだからです。
だから私は、「心の問題ですよ」とは言いません。
逆に、「身体だけ整えればすべて解決します」とも思っていません。
心と身体は、お互いに影響し合っています。
身体が安心できる状態になることで心に少し余裕が生まれることもありますし、安心できる環境や気持ちの変化が身体の緊張を和らげることもあります。
だから私は、足だけを見ているのではなく、その方が「安心して立てる身体」を目指しています。
私が目指している整体
整体を続けなければ維持できない身体をつくることが、私の目標ではありません。
施術で身体を整え、ご自宅でのトレーニングや「らくらくカラダ塾」で身体の使い方を身につけ、少しずつ自分の感覚で身体を整えられるようになる。
そして、
「前より歩きやすい。」
「今日は立っていて楽だった。」
そんな小さな変化を、自分自身で感じられるようになること。
私は、それが本当の意味で「自分の足で立つ」ということだと思っています。
真ん中に立つということ
真ん中に立つとは、身体の重心だけの話ではありません。
誰かや何かに依存し過ぎず、必要なものは上手に活用しながら、最後は自分で感じ、自分で選び、自分で立てるようになること。
その土台づくりを、私は足元からお手伝いしたいと考えています。
痛みを取ることはもちろん大切です。
でも、その先にある「自分の身体を信じられること」まで、一緒に育てていきたい。
それが、足整体・町田が大切にしている「真ん中に立つ」という考え方です。
~足よろこぶ整体院~
足整体・町田
東京都町田市木曽東4-26-1 新興商事ビル101
営業時間 9:30~18:30(最終受付17:00)
第2・4日曜日、毎週月曜日、毎週火曜日午前中はお休みです