こんにちは、山本です。
先日、学生時代の友人から連絡がありました。
姿勢について調べていたらここのウェブサイトを見つけたそうで、
もう30年ぶりくらいになるので連絡をもらえてとても懐かしかったです。
足の整体なんでしょ?と聞かれました。
これ実ははじめての方からもたまに質問されるのですが、全身やっています。
全身やっていまして、特に姿勢もそうですが、足を無視しては
本質的な変化は生まれにくいと思っています。
そんなわけで足整体と名乗っています。
足ってとても大事です。
が、今日は足ではなく骨盤に関するおはなしを。
■仙腸関節は動くのか
多くの整体院が骨盤調整をしていると思います。
足整体·町田でも必要な方にはやっています。
当院では主に仙腸関節を調整していまして、
最近ではあまりしていませんが恥骨結合を調整することもあります。
医学的エビデンスは充分ではないですが、経験則としては
腰痛、下肢の痛みや痺れ、頭痛、肩こり、生理痛、姿勢や重心位置改善などに効果があります。
では、骨盤とは本当に歪むものなのでしょうか…?
僕が25年以上前に整体やカイロプラクティックを学んでいた頃は、
骨盤の歪みを脚長差で調べたり、寛骨の前方あるいは後方変位があるから骨盤を調整する、
というのが主流だったと記憶しています。
その後、「生理的状態」「非生理的状態」という概念にも出会いました。
調整をすることで症状の軽減がありましたし、自分が受けてもそのような感覚がありました。
つまり現場では普通に骨盤を調整することで何かしら変化があるというのは
ある意味我々の世界では常識でした。
ですが、学問でやってきた方はまた意見が違いました。
もう開業して10数年経ってたと思いますが、とある解剖学のセミナーに参加した際に、
その時の先生が僕の最初にカイロプラクティックを教えていただいた恩師の先生だったことがありました。
某医大で教えている先生でしたが「仙腸関節は動かない!」と言っていました。
※現在はわずかに数ミリ単位で動くとされています。
そんなわずかな動きを持つ関節を我々施術家は調整しています。

■骨盤調整は何を調整しているのか
先日ツイッターを見てたらこちらのブログを知ることができました。
これは昨年発表された新事実ということですが、
人体ってまだまだわからないことばかりで、
あらためて小宇宙だなと思うわけです。
さて、こちらのブログ内にある【驚きの発見①:仙腸関節の靭帯は「縦と横」の二重構造だった】ですが、
ああ、こういうことだったのかもなと今になって思うことがあります。
先述した最初にカイロプラクティックを学ばせていただいた恩師は、
骨盤に対して「歪みを治す」という言い方をする人ではありませんでした。
そこは世間一般の認識とはおそらく違っていたと思います。
狭義では、関節内の潤滑を取り戻すという考えでやられていました。
そして仙腸関節の調整については、上と下という言い方をよくしていました(当時)。
仙腸関節の上の調整、下の調整という感じ。
症状の重い方については下を調整することで、状況が変わるケースがかなりありました。
これってきっと仙腸靭帯の二重構造(上下)へのアプローチだったんだろうな、
などと思ったわけであります。
25年経って当時の先生がやっていらしたことが理解できたとは、
本当に出来が悪い生徒です。
なお、靭帯調整の概念はこの時からさらに後になって
オステオパシーの方と話をしていて降りてきたものです。
また、その後神経へのアプローチでもあるともわかりました。
僕自身としては仙腸関節の調整を
関節面の潤滑改善→靭帯調整→神経調整と、
やっていることは同じようでも考え方の奥行きが広がったのでした。
施術をしていると、昔聞いたこと教わったことががつながる場面が時にあります。
クライアントさんの身体が変わることは僕としてもとても嬉しいことです。
が、それと同じくらいこういう気づきであったり理解の深まりであったりが
とてもとても嬉しく楽しく思います。
これからもそんな場面に出会えたらと思うばかりです。
~足よろこぶ整体院~ 足整体・町田
東京都町田市木曽東4-26-1 新興商事ビル101
営業時間9:30~18:30(当日最終受付17:00)
第2.4日曜日と毎週月曜日、毎週火曜日の午前中はお休みです
